ゑ藤隆弘准教授ラハティポスタートリエンナーレでグランプリ受賞
デザイン学科のゑ藤隆弘准教授が、フィンランドで開催された国際ポスターコンペティション「ラハティ国際ポスタートリエンナーレ2025(Lahti International Poster Triennial 2025)」にて、作品《Repetition and life: bud》でグランプリを受賞しました。ゑ藤准教授は、前回2022年大会でもグランプリを受賞しており、2大会連続での栄誉となります。
本トリエンナーレは、1975年から続く歴史ある国際公募展で、今回は50周年記念展として世界から約4,000点の応募があり、240点が入選作品として選出。その中から国際審査員団により受賞作品が決定されました。
《Repetition and life: bud》は、同じイメージのポスターを3回繰り返して構成するという単純な仕組みながら、平面と空間を行き来するような視覚言語の探究や、静的な構成を視覚的?身体的に体験できるインタラクティブな表現が高く評価されました。構造は動的でありながら緻密に設計されており、余白や見えない距離感が生むリズムと動きは、「ダンス」という言葉に象徴される生命の躍動や流動性を視覚的に体現していると評されました。
展示は、ラハティ市の視覚芸術美術館マルヴァ(Malva)にて、2025年6月6日から9月7日まで開催されています。
