東京工芸大学 芸術学部フェスタ2020 電子図録

20 2007 年に国際交流基金専門家派遣事業の一環で陶山が ポルトガルに派遣されたことを契機に、現地の大学機 関や文化事業団体、在ポルトガル日本大使館等との交 流が始まった。以降、教員有志と共に研究活動を継続 中。講義やワークショップの提供など活動形態は様々 で、同一テーマによる作品制作および作品展示発表な どを相互に行っている。 写真:陶山 恵(左上)、大久保真道(中央上)、近藤テツ(右 上)、山中幸生(左下)、キム ハケン(中央下) FESTA-07 作品 芸術学部フェスタ 2020 アニメーション学科 陶山 恵 SUYAMA Kei / インタラクティブメディア学科 大久保真道 OKUBO Masamichi / インタラクティブメディア学科 近藤テツ KONDO Tetsu / アニメーショ ン学科 山中幸生 YAMANAKA Yukio / アニメーション学科 キム ハケン KIM Hakhyun beyond kawaii 展をめぐって : 海外交流作品制作活動の今までとこれから 2009 年から教員有志で継続して活動してきた海外でのメディ ア作品を介したコミュニケーション教育と現地学生とのメ ディア作品共同制作の活動について、その経緯の記録と成果 物を紹介する。 一連の活動の中でも、2010 年 10 月に日本ポルトガル修好 150 周年行事の一環として在ポルトガル日本国大使館と協力 して行った beyond kawaii 展は、大規模なイベントとなった。 この展示会にあたって東京工芸大学芸術学部の学部学生、大 学院生、卒業生の作品展示、上映を行い、现在哪个app能买足彩生、学生、 卒業生、総勢 18 名が現地を訪問し、自作品に関するプレゼ ンテーション、現地学生との共同作品制作、ライブペイント 制作イベントなどをポルトガル国内の大学など四ヶ所で行っ た。 現在もポルトガル、コインブラ大学等での共同研究は継続中 である。日ポ修好 160 周年にあたる本年、この 10 年の活動 を振り返りながら今後の可能性を問うものとしたい。

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