学びの環境 工学部
機械コース
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機械工作室
様々な機械加工やものづくりに必要な工作機械が置かれている部屋で、授業や研究における金属加工や部品開発などの作業を支えます。
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チタンサファイアリングレーザー
一般的に、1つのレーザーは1つの波長しか持ちません。したがって波長を変えるには、たくさんの種類のレーザーを用意しなければなりません。一方、チタンサファイアレーザーは、ひとつのレーザーで波長を変化させることができます。様々な波長のレーザーを気体や固体表面に当てる事で、原子や分子レベルの物質の性質や固体表面の状態を調べることができます。この原理を利用して、新しい電子材料?機械材料の創生につなげています。
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マシニングセンタ
機械工作室に設置されている5軸マシニングセンタは、コンピュータ制御によって複雑で立体的な加工を1台で自動的に行うことができる大変優れた工作機械です。複数の切削工具を自動で交換する機能も持っています。複雑な3次元形状をした機械部品やロボット部品などの製作に用いられています。
電気電子コース
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走査型電子顕微鏡
機能性材料の構造評価に欠かせない電子顕微鏡です。ナノサイズの小さな物体も大きく拡大して観察できるので、太陽電池、有機EL素子、集積回路内部の小さな構造が性能にどのように影響するかを調べることができます。
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スパッタ槽と蒸着槽一体型の有機EL成膜システム
髪の毛の1000分の1ほどの厚さしかない薄膜が、私達の身の回りのデジカメやスマホ、パソコン、テレビ、車、ロボット等多くの製品の中に組み込まれています。この装置は、テレビ、スマホ、照明等で使われている有機EL素子を作成するためのものです。すべて私達が設計し製作した世界にひとつだけの装置です。
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クリーンルーム
集積回路や太陽電池を製作する上で空気中のホコリやゴミは大敵です。回路の断線につながるだけでなく、トランジスタなどの小さな部品の性能を劣化させるからです。クリーンルームと呼ばれるこの部屋では、高性能フィルターを使ってホコリやゴミを除去し、清浄な空気を部屋内に導入します。さらに高純度の水、薬品やガスを使っての実験が可能で、高性能電子素子の研究や太陽電池製作の授業で使われています。
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複合スパッタ装置
最近、次世代のディスプレイとしてテレビやスマートフォン、スマートウォッチに搭載されるようになった有機EL素子の開発のために作られた特殊な装置です。発光する膜などを一度も空気に触れることなく、素子を作製できるように、真空チャンバー2つと、グローブボックス1つの3つの空間を移動できるように設計されています。未来の、透けて、曲がるディスプレイをこの装置で開発します。
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極紫外(EUV)顕微鏡
これは、私たちが独自に構築した、世界に1台の顕微鏡です。「極紫外線」や「軟X線」といった波長が短く目に見えない光を使って、生体や高分子の微細構造を、「元素の色」で観察する新しい顕微鏡です。独自のレンズデザイン法で見出した新発明の多層膜ミラー光学系を採用しています。革新的研究開発プログラム(ImPACT:内閣府)では、低燃費EV用の先端材料開発などに活用されました。
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絶対蛍光量子収率測定装置
この装置は、フォトルミネッセンス法により、発光材料の絶対発光量子収率(内部量子効率)を瞬時に測定することができます。有機ELをはじめ最新のディスプレイ発光材料の開発や評価のために用いられています。
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真空マイクロプローブチャンバー
とても微小な発光素子や半導体材料などの試料の電気特性を測定する装置です。装置の中を真空にすることで、試料を劣化させる酸素などガスの影響を取り除くことができます。また、装置の外部から4本のプローブ(針)で試料に接触することができます。このチャンバーには上部だけではなく下部にも窓があり、上下両方向から光を入れたり取り出したりできる特別な仕様になっています。
情報コース
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PC用大型システムチェアー
次世代の近未来型PC用大型システムチェアーです。3面の大型ディスプレイが設置してあり、コンピュータを利用して構築した運転システムなどの実験に用いられています。写真は、ユーザと自然言語で会話する同乗者エージェント(写真では右下のコンピュータ画面に映っている女の子)とコミュニケーションを取りながら、自動車の運転の実験を行っている様子です。
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3Dプリンター
コンピュータ上で設計した3次元データを実物のものとして印刷する3Dプリンターです。考案したロボットのパーツなどを印刷して組み立てることができます。
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情報処理教育研究センター
PC演習室厚木キャンパス本館2階?3階?4階にある8つのPC演習室には約800台のコンピュータを設置し、多種多様なソフトウェア及びインターネットが利用できる環境を整備しています。
化学?材料コース
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複合材料X線解析装置
私学助成により導入されたX線回折装置です。X線回折法とは原子や分子の秩序良く並んだ構造(結晶構造)を解析する実験手法です。集光した強力なX線を用いることで、従来の装置では実験が難しかった「導電性材料の結晶構造解析」や「超分子の秩序構造による生体機能の研究」に威力を発揮しています。また、とても小さな試料でも解析できるので、神奈川県警科学捜査研究所との共同研究にも用いられています。
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核磁気共鳴装置(NMR)
文部科学省の现在哪个app能买足彩機能高度化促進補助金により導入しました。信頼性のある水素原子核磁気共鳴測定ができる唯一の装置であり、医療用MRIと同じ原理に基づいています。有機化学物質の化学構造や分子運動の解析などに用いられています。工学部の特色ある教育?研究の推進に必要な装置です。
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レーザーラマン分光システム
文部科学省の私立大学等改革総合支援事業により整備された分析装置です。ラマン分光分析では、分子や結晶の振動に関する情報をもとに物質の組成や構造を解析することができます。本装置は波長の異なる2種類のレーザーおよび高速イメージングシステムを搭載しているため、材料研究に不可欠な高度な分析が可能であり、特に、炭素材料研究においては必須の装置です。
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質量分析装置
分子をイオン化し、その質量を測定する分析装置です。ごく微量な試料からでも含まれている物質の情報を得ることができます。有機化学や生化学の分野で多用される重要な分析で、化学?材料コースの環境分析実験ではこの装置を使い、環境中の化学物質の追跡を行っています。
建築コース
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製図室
製図室1は、建築教育の根幹とも言える建築設計製図の授業と普段の制作活動を行う場所です。1年後期から4年前期までの3年間(必修4科目、選択2科目)、履修者全員に個人用製図板を用意しています。休み時間や空き時間、放課後にも自由に使え、設計製図以外の活動にも利用できます。
他の製図室と同様ですが、製図室5は学生の作品を紹介する展示スペースを併設しています。各学期末に開催されるデザイン?リビューの優秀作品や卒業設計の受賞作品を展示し、優れた作品に接する機会を常時提供しています。 -
情報処理教育研究センター
PC演習室建築コースでは主に、建築情報処理系授業やPCで行う設計デザインの授業をこの演習室で行っています。2年次後期(必修)から、CAD (Computer Aided Design)およびBIM(Building Information Modeling)システムを使った設計の基礎と応用を学習します。その他、設備設計の授業でも使用しています。
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大型乱流境界層風洞
国内の大学では最大級の規模を誇る大型風洞です。建築物に作用する風力?風圧力、風による高層建物の揺れ、高層建物周辺のビル風などを調べることができます。測定機器として、建物全体に作用する風力を測定する6分力天秤、384点の瞬間圧力を同時に計測できる多点同時風圧計測システム、風による高層建物の揺れを模擬する振動実験装置、高層建物周辺のビル風を96点同時に計測できる多点風速計システムなどを備えています。
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竜巻状気流シミュレータ
風災害をもたらす竜巻の流れの性質や、竜巻が建築物に及ぼす影響は大変複雑で、それらの多くはまだ解明されていません。この装置は竜巻状の気流を発生させ、その旋回性の強さを変化させたり、竜巻が水平に移動する現象を再現できます。突風災害の低減や原子力発電所などの重要構造物の安全性照査に貢献しています。写真は竜巻状の気流に細かい水滴を混ぜ、緑色のレーザーライトを当てて、流れの可視化を行っているところです。
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人工気候室
世界でただひとつの特殊な人工気候室です。室内の温度と湿度を制御できるだけではなく、48台のファンを個別に回転制御して任意の風速変動?風速分布を作り出すことができます。風速範囲は0.1m/s~2.7m/s、温度範囲は15℃~35℃、湿度範囲は30~90%です。通風時の快適性や覚醒度?知的生産性などの被験者実験やデシカント空調機(乾燥剤を利用した除湿空調機)の実験などに使用されています。
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温度成層風洞
国内の大学には3基しかない特殊な風洞です。風洞内を流れる気流および風洞床面を加熱したり冷却したりすることができます。それによって様々な大気の安定度を風洞内に作り出すことができます。(地表面温度が空気の温度より高い場合は「大気不安定」、逆の場合は「大気安定」といいます。)異なる大気安定度下での大気汚染物質の拡散に関する研究や、都市のヒートアイランド現象の研究に使用されています。