足跡
2024.3.22
東京工芸大学芸術学部卒業?现在哪个app能买足彩修了制作展2024~アニメーション学科~
「東京工芸大学芸術学部卒業?现在哪个app能买足彩修了制作展」では、芸術学部(写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガの7学科)と芸術学研究科の学生が各々の個性的な発想を元に、精魂込めて作り上げたメディア芸術作品群が展示されます。未来のメディアアーティストたちの作品をピックアップしてご紹介します。
エスケイプ
西田 大樹
花形 恭平
田中 こひろ
作品の物語は、高校の卒業式後、同じ高校の面識のなかった少年少女の二人でUFOを探すことから始まる。様々な場所を巡っていくうえで、二人は共通の悩みを見つけ、それに対し、あがこうという話となっている。10代の思春期特有の形容しがたいモヤモヤに対して、UFO探しという突拍子もない行為から当人たちなりの小さな抵抗を表現した。
あまり関係がなかった人物たちが交流することによって生まれる独特の空気感や、何か起こりそうで何も起こらないという現実的な世界観を作中で確立しようとした。現実的な世界観を作りつつ、意外性を持った切り口で未確認生物や未確認飛行物体を探す行為の動機について結論が語られている作品を目指している。表現技法は2Dデジタル作画であり、画面比率は3対2を使用した。
従来の画面比率にとらわれずセルと背景の割合やレイアウトを重視している。
サマーフレンド
坂田 陽斗
内気な少女「きょーこ」が、引っ越し先で出会った不思議な少女と特別な夏休みを過ごすことで、精神的に成長する様を描いた作品です。この作品を制作するにあたり、アニメーションの定義でもある「作画」に力を入れることを目標にしていました。歩きや走り、落下などのダイナミックな動きはもちろんのこと、特に視聴者の共感を得るのに必要不可欠な要素でもあるキャラクターの表情や仕草にはこだわりを持って制作しました。また、作画だけに突出するのではなく、背景や撮影などの要素にもこだわり商業アニメーションに近い完成度を目指しました。
コアラと捨てられたベル
アニメーション学科
JIN MOHAN
ある日、森に住んでいるコアラが人間に捨てられたベルを拾った。最初はベルの使い方が分からず、色々試して遊んだが、好奇心に駆られて人間を観察しながら、本来の用途を知り、彼らの動きを真似し始めた。しかしだんだんベルの「音」にコントロールされ、疲れてもその音を聞くと身体が勝手に動くと気づいて、怖がって元の自分を取り戻したい。夜にも巨大なベルの下敷きになる夢を見て、目を覚ましたら、それが風に揺れ葉っぱの音だと意識し、自分の生活している森を思い出した。そして、コアラがそのベルを取り外し、部屋の窓に風鈴として飾りつける。コアラとベルの関係に、ある意味で今まで自分自身の経験を投影していると思う。デジタル技法で童話や絵本のように作り、可愛く癒される物語になる一方で、自分としては新しい環境に入っても本心を見失わないようにしたいという考えを持ち、本作品を制作した。
作戦名マンデー
イ ジュへ
週末が終わって翌日の月曜日が戻ってくるのが嫌だったことがありますか。月曜日に対する憂鬱が集まってゾンビとして現れたらどうでしょうかという考えから始まった話です。月曜日に登校、出勤する人々の姿が私にはまるでゾンビのように見えました。人がゾンビになるのではなく、人のストレスが集まってゾンビになり、それと戦う人たちがいたら面白いのではないかというやや荒唐無稽な考えから製作しました。
戦ってでもなくしたいストレスゾンビと3人の男女が戦うアクションアニメーションです。怖いというより、可愛く気軽に楽しめる作品です。
Who am I ?
岩田 汐音
ある男の朝の一コマ。その支度をしていく中で、洗面台の鏡に男自身ではなく知らない女が映っているという奇妙なことが起こる。が、男はそれに気づいていないのか、気づいていてスルーしているのか、驚いたような素振りを見せない。この女は誰なのか、男との関係は?物語が進むにつれ、二人の行動の差異が出てきてどんどん二人の世界が混同していく——。
この作品は、「鏡に映る自分が違う人だったら面白いな」というところから始まりました。そこから、鏡に映る自分=もう一人の自分という二面性と捉え、性のアイデンティティーに関連付け、制作しました。
演出としては、男の顔を一切見せず、鏡や窓などの反射で映るカットを多用することで面白く表現しました。その他にも、レイアウトやカメラワーク、SEなどにも注力しています。
※所属?職名等は取材時のものです。
日本の4年制大学で初めて設置されたアニメーションを多角的に学べる学科。
日本アニメーションの世界への拡大、そして進化をいち早く察知し、他大学に先駆けて誕生したのが本学のアニメーション学科です。コンテンツ産業として、まだまだ拡大の可能性が期待されているアニメーション界を担う、コンテンツクリエイターの育成を行っています。アニメーターのみならず、幅広い産業界に活躍の場を広げていることも特徴です。